2007年12月31日月曜日

ゴルフ遼クンはド根性王子

男子ゴルフの石川遼(16)=杉並学院1年=が29日、長野県白馬村で前日に続いてスキーのクロスカントリートレーニングを敢行した。合宿2日目にもかかわらず長野五輪でも使用された“オリンピックコース”に挑戦。ウオーミングアップと合わせ、3時間で14・5キロを走破した。 眉間(みけん)のしわが、トレーニングのきつさを物語っていた。ゴールした石川は「全身にドーンと疲れがきた。足もパンパン、今すぐこの場で寝られる」とグッタリ。この日はシューズの氣田稔充さん(42)の提案もあり五輪コース(1周約5キロ)に挑戦したが、このコースは「世界で一番厳しい。下ってすぐ上りになるので休む個所がない」(氣田コーチ)という超ハードな道のり。それでも「始めて2日目であのコースを回る人はいない。アスリート根性を見た」とメンズコーチも舌を巻く頑張りで走りきってみせた。ナイキトレーニングを終えた石川もクロカンの魅力にどっぷりはまったようす。「普通のスキーよりぼくはクロカンの方が楽しい。もっとうまくなりたい」と目を輝かせていた。

2007年12月14日金曜日

ゴルフ感無量

日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長(62)の「紫綬褒章受賞をお祝いする会」が13日、都内のホテルで行われた。女子プロゴルファーや、スポンサー関係者など、600人が駆けつけ、メンズゴルフ界では初となる紫綬褒章受賞を祝った。 パーティーの前に先立ち行われた記者会見では「たくさんの仲間たちに支えられた幸せなナイキゴルフ人生でした」と感無量の面持ち。今後については「これだけ名誉ある賞を頂いたのだから、もっともっと頑張っていかないといけない」とスニーカーキッパリ。21日に行われる協会理事、役員選挙へ向け、改めて会長続投の意向を示していた。

2007年12月3日月曜日

<男子ゴルフ>石川遼

男子ゴルフの国内ツアーは2日終了した日本シリーズJT杯で今季全日程を終え、3日は東京都内で表彰式が開かれた。5年ぶり2度目の賞金王に返り咲いた谷口徹、アマチュアながら史上最年少優勝を果たした16歳の石川遼(東京・杉並学院高1年)ら、ツアーをわかせた選手たちが互いの健闘をたたえ合った。 部門別でみると谷口は平均ストローク数、パーキープ率で首位。平均飛距離はトップとは35ヤード近い開メンズきがある。しかし、そのハンディを正確さで補った。もともとパットの名手。今季も数字を裏付ける強気なパッティングがさえ、日本オープンでは31年ぶりとなる6打差の大逆転を見せるなど3勝を挙げた。 片山晋呉は4年連続は逃がしたものの最後まで谷口と賞金王を争ってツアーを盛り上げた。永久シードナイキ権の25勝まであと4勝として迎えたスニーカーシーズンだったが2勝にとどまり、7人目の快挙は来季に持ち越した。海外メジャー、世界戦では出場した6戦すべてで予選を通過したのは光る。