2008年8月27日水曜日

メジャーも欠場か

米国から帰国し、国内女子ツアーに参戦している上田桃子を悲劇が襲った。「ヨネックスレディス」が開催される今週、会場となる新潟県のヨネックスCCで、自身が慈善活動の一環として行っている「桃犬プロジェクト(盲導犬普及の為のチャリティ)」の中間発表を行った上田だが、盲導犬(*)とのフォトセッションの際、大勢のカメラマンのフラッシュに驚いた盲導犬が、突然走り出した。あわてて引き綱を掴もうとした上田が、「痛いっ!」と声を上げた。なんと、引かれた綱に引っ掛かって、左手中指の爪を剥がしてしまったのだ。地面には、無残にもはがれた爪が落ち、指からは鮮血が滴った。しばらくその場で指を押さえて動けない上田。苦しそうに顔をゆがめ、痛みで目には涙が浮かんだ。イベントはそのまま中断。上田は、関係者に付き添われてクラブハウスに引き上げ、そのまま、近くの病院に直行した。現時点で上田の容態は伝わっていないが、爪を剥がした場合、復帰にはしばらくの期間が掛かることが予想される。この試合の出場は絶望的。国内メジャーも迫っているが、上田の参戦は微妙な状況となってきた。*この日出席した盲導犬は、財団法人日本盲導犬協会仙台訓練センターから派遣されたPR犬で、「桃犬プロジェクト」によって支援、育成された盲導犬ではなかった。

2008年8月11日月曜日

<五輪競泳>北島「金」、男子百平泳ぎ世界新記録で連覇

北京・堤浩一郎】北京五輪は第4日の11日、ゴルフショップ当地で競泳男子百メートル平泳ぎの決勝を行い、日本のエース、(25)=日本コカ・コーラ=が、58秒91の世界新記録で優勝し、同種目の2連覇を達成した。従来の世界記録は、06年8月に(米国)がマークした59秒13。北島は04年アテネ五輪で、百メートルギターと二百メートルの平泳ぎ2種目を制しており、競泳の日本選手最多となる3個目の金メダルを獲得した。1968年メキシコ ゴルフ用品五輪から採用された男子百メートル平泳ぎの大会2連覇は史上初。今大会の日本選手の金メダルは、柔道男子66キロ級の(旭化成)に続いて2個目北島はアテネ五輪後に開催された05年モントリオール、07年メルボルンの世界選手権2大会で、いずれもハンセンに屈し、百メートル平泳ぎの財布金メダルを逃していた。しかし、4年に1度となるオリンピックの大舞台で底力を見せて連覇を達成。全競技を通じ日本選手初となる2大会連続の同一個人種目2冠という偉業に向け、腕時計最高のスタートを切った。同じく連覇を狙う二百メートル平泳ぎは12日夜に予選がスタート。決勝は14日に行われる。 北島は今季、6月のジャパンオープン大会で英スピード社製の高速水着「レーザー・レーサー」を着用して二百腕時計メートル平泳ぎの世界新記録を折りたたみ自転車樹立するなど、自転車上り調子で北京五輪を迎えていた。予選、準決勝で五輪新をマークした成長株で、ノルウェー競泳界初の五輪メダルを目指したアレクサンドル・ダーレオーエンや、ライバルのハンセンらを振り切り、栄冠を手にした。