2008年6月28日土曜日

有村、通算-10で単独首位に浮上 第2日

女子ゴルフのプロミスレディース(兵庫マダムJGC=6514ヤード、パー72)は第2日の28日、首位に2打差の4位でスタートした3年目の有村智恵がボギーなしの5バーディーとスコアを伸ばし、通算10アンダーで単独首位に浮上した。3打差の2位タイに、ナイキ前日首位で2週連続優勝を狙う三塚優子、不動裕理、李知ヒョン(韓国)の3人が続いている。通算1オーバー、43位タイまでの56人が予選を通過した。大会3連覇を目指した藤田幸希はナイキ第1日の出遅れが響き、通算6オーバー、84位タイで予選落ちした。 【コメント】 プーマ▽三塚優子 (首位スタートもスコアを伸ばせず2位タイに後退)カップにけられるシーンが多く、パットが入らなかった。明日は絶対守らず、攻めることだけを考えたい。 ▽不動裕理 (2位タイに浮上)アイアンが、まだぶれている。もうちょっとショットが良くならないと、優勝争いはできない。  ○…単独首位に躍り出た有村は、短いadidas距離のアイアン、パットと小技がさえた。出だしの1番ミドル。ドライバーが不調で第1打を左バンカーに入れたが、第2打を6番アイアンでピン横4メートルへピタリ。難しい下りのパットも沈め、ピンチをバーディーへ変えた。 有村は「アイアンに自信があるから、ドライバーのミスショットも怖くない」と自信を手にした様子。昨年のツアーではプレーオフで上田桃子に敗れるなど、あと一歩で優勝を逃し続けた。アウトドア用品精神的に苦しい時は、宮城・東北高時代の2年先輩、宮里藍から助言をもらった。アウトドア最終日を単独トップで迎えるのは初という20歳の新鋭が、気力十分で決戦に挑む。

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