2009年1月26日月曜日

杉原輝雄氏が関西プレスクラブで講演

関西プレスクラブの1月定例会が26日、大阪市内のホテルで開かれ、がんと闘う男子プロゴルフの杉原輝雄さん(71)が「がんと生きる~生涯現役のプロ魂」と題して講演した。今季も4月下旬からツアーに参戦する意向で「気持ちは前向き。年齢以上に健康でありたい」と壮健ぶりをアピールした。 杉原さんは1998年に前立腺がんが判明。昨年にはリンパに転移した。現在は放射線治療などを受ける一方で、腕や足の付け根を圧迫して筋肉を鍛える加圧式トレーニングに励んでおり、「おかげでがんも散ったんじゃないか」と笑い飛ばした。 2月に放射線治療を終えた後、ツアー参戦に向けて本格的な練習を再開。年齢以下のストロークで回る「エージシュート」に、「希望はあるけど、客観的に見て無理かな」と苦笑した。 また、4月に米国で行われるマスターズ・トーナメントに出場が決まった石川遼選手(17)について「100年に一人も出ない人材」とべた褒め。「マスターズで打たれると思うが、壁を打破して出てきたときが本物の石川」と期待を込めた。

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