2008年12月1日月曜日

女子ゴルフ 古閑の劇的逆転Vで幕 初Vは8人 今季総括

08年の女子プロゴルフツアーは11月30日終了。古閑美保(26)が最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップでゴルフ史に残る劇的な逆転優勝を決め、約120万円差で李知姫(29、イ・チヒ=韓国)をかわして初の賞金女王を手にした。 古閑は、平均ストロークでは71.6832で6位だが、終盤の2勝を加え、自己最高の4勝を挙げたほか、2位3回など上位入賞が多かった。 外国人選手として2人目の女王を目指した李は、最終戦で10位に終わったが、日本女子オープンも優勝して実力を証明した。平均ストロークも70.8824で首位だった。 横峯さくら(22)は、1億円を突破して賞金ランク3位。飛距離を生かし平均バーディー数で首位のほか、各部門でまんべんなく上位に顔を出した。福嶋晃子(35)は、今季メジャーに昇格したワールドレディスで優勝するなど気を吐いたが、後半息切れ。不動裕理(32)は、今季も出場試合を絞った。それでもプレーオフで3勝するなど、4勝は古閑と並んでトップだ。 初優勝は8人。日本勢は今季も若手の伸長が光り、有村智恵(21)、原江里菜(21)、若林舞衣子(20)、服部真夕(20)、上原彩子(24)が初優勝を飾った。

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